イェライシャのお節介

政治経済とニュースネタ

マスク品薄とトイレットペーパー

マスクが品薄って何それ

マスクが品薄や売り切れと高額転売と報じられていますが、これで慌てて買い込む人の考えが分かりません。メディアがこぞって不安を煽る報道をしますが、いざとなれば自家製でも紙でも作れますし、日本を始めアジアの生産力をすれば、すぐに追いつくと思います。

 

www.yomiuri.co.jp

 

マスクはネットで便乗値上げと転売されている

Amazonでも値段が通常時のものは全て品切れで、高価格で同じものが出回っているようですね。新規出店者やまとめて売るスタイルに呆れますが、こいつらには不良在庫を抱えて欲しいと思いますね。ここぞとばかりに買い占めたり、転売している連中のカモになりませんように。

 

www.amazon.co.jp

 白元の「快適ガード」がアマゾンでは売れ筋だったみたいですね。コロナウィルス騒ぎ前は1,078円(669円)/60枚が、8,450円/60枚に値上げされています。阿漕な商売だな。

 

f:id:eitonine:20200205215925p:plain

通常時の値段のマスク

 

f:id:eitonine:20200205221148p:plain

値上がりしたマスクと出品者

現時点で下手にネットで購入するのは割高のようです。と思っていたら、現場を支えるネットストア「モノタロウ」は品薄感はありますが、普通の値段のようです。看板背負って商売しているからでしょうか、ここでアコギなことしたら評判落ちますから。

www.monotaro.com

 

オイルショックとトイレットペーパー

買占めと言えば、思い出されるのが昭和の時代のオイルショック時のトイレットペーパー騒動です。私は幼少で記憶も曖昧ですが無関係でした。田舎の裕福ではない我が家は水洗式のトイレではなく、新聞紙からチリ紙になっていた頃でした。幼心にもニュースで買い求める様を見て醜態をさらすのは嫌だなと思っていました。

当時の事情からすると新聞社が報じ煽り、国民に不安が広がりパニックになったという見方もあり、現に今起きているマスク騒動もそれに近い気がします。

ウィキペディア抜粋

1973年(昭和48年)10月16日、第四次中東戦争を背景に、中東の原油産油国が、原油価格70%引き上げを決定したため、当時の田中角栄内閣の中曽根康弘通商産業大臣が「紙節約の呼びかけ」を10月19日に発表した[1]。

このため、10月下旬には「紙がなくなる」という噂が流れ始め、同年11月1日午後1時半ごろ、千里ニュータウン大阪府)の千里大丸プラザ(現:ピーコックストア千里中央店・オトカリテ内)が、特売広告に「(激安の販売によって)紙がなくなる!」と書いたところ、300人近い主婦の列ができ、2時間のうちにトイレットペーパー500個が売り切れた。

その後、来店した顧客が広告の品物がないことに苦情を付けたため、店では特売品でないトイレットペーパーを並べたが、それもたちまち売り切れ、噂を聞いた新聞社が「あっと言う間に値段は二倍」と新聞見出しに書いたため、騒ぎが大きくなり、騒動に発展した。

当時は第四次中東戦争という背景もあり、原油高騰により『紙が本当に無くなるかもしれない』という集団心理から、各地に噂が飛び火し、長い行列が発生したため、マスメディアにも大きく取り上げられ、パニックは全国に連鎖的に急速拡大した。高度経済成長で大量消費に慣れていた日本人が、急に「物不足の恐怖」に直面したために起こったパニックとも言われる。パニックの火付け役は、新聞の投書だとする説もある。

ただ、この当時、日本の紙生産は安定しており、実際には生産量自体は同流言飛語が全国的に広まるまで、ほとんど変わっておらず、パニックが発生した後は、むしろ生産量の増加も行っていた。

マスメディアの報道や流言飛語によって、不安に駆られ、高値で沢山のトイレットペーパーを買った消費者は、山積み保管していた。

トイレットペーパー騒動 - Wikipedia

 まとめ

マスクもトイレットペーパーも生活必需品で消耗品です。当然、これらは社会的に生産体制が整ったものであり、少し待てば安定し落ち着くでしょう。日本を始めアジアの生産力は頼りになるはずです。値上げ便乗や転売行為など不届きな輩に儲けさせないようにしたいものです。