首里城炎上
10月31日未明、首里城が炎上している絵がTwitterで知りました。随分盛大に燃えていて、風も強く一気に燃え広がりごっそり焼けてしまいました。人的な被害に及ばないことを祈ります。
【動画】沖縄 首里城の火災、上空からの映像です。https://t.co/DR8RG4zTyj#nhk_news #nhk_video #首里城 pic.twitter.com/P1wWmdDkiC
— NHKニュース (@nhk_news) October 30, 2019
首里城への想い
日本全都道府県の中で唯一訪れたことが無いのが沖縄県です。(土木資材メーカー勤務時代に技術職でダム、橋、ゴルフ場や災害現場などに回っていました)首里城を知ったのは「花の慶次」です。描写から大陸の雅さが独特で、台湾とともにいつか訪れてみたいと思っていました。
沖縄の人達の想い
沖縄に生まれ育った人たちにとっては、独自の文化の香りが残る建造物ですから、想いは深いでしょうし、琉球王国の代名詞ですからさぞかし残念なことでしょう。
ただ、あくまで私見ですが今回焼失したものは20世紀に復元されたもので、また、復元すれば解決すると思います。元気を取り戻して欲しいと思います。
以下Wikipedia抜粋
琉球王朝の王城で、沖縄県内最大規模の城であった。戦前は沖縄神社社殿としての正殿などが旧国宝に指定されていたが[2]、1945年(昭和20年)の沖縄戦と戦後の琉球大学建設により完全に破壊され、わずかに城壁や建物の基礎などの一部が残っている状態だった。1980年代前半の琉球大学の西原町への移転にともない、本格的な復元は1980年代末から行われ、1992年(平成4年)に、正殿などが旧来の遺構を埋め戻す形で復元された。1993年(平成5年)に放送されたNHK大河ドラマ「琉球の風」の舞台になった。1999年(平成11年)には都市景観100選を受賞。その後2000年(平成12年)12月、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されたが、登録は「首里城跡(しゅりじょうあと)」であり、復元された建物や城壁は世界遺産に含まれていない。
TwitterのFFの方がつぶやいてましたが、例えば伊勢神宮は20年に一度、出雲大社は60年に一度再建されているようですから、新しく綺麗に再建すれば良いと思います。
ただ一方で日本には絶対に焼失しては欲しくない建造物があります。いくら万物はいずれ塵に帰すもので永遠はないにせよ、全力で保全してほしいと願う次第です。
絶対に燃えたらマズイと思う建造物
気になること
今回の火災原因が事故なのか事件なのか誤報が飛び交っていますが、まだ確たるものは出ていませんので、振り回されないようにしたいと思います。
しかし、首里城の管理責任は沖縄県にあり、それも最近になって国から県に移ったもので、観光の目玉にする催しが企画されていたという報道があります。そうであれば、日頃の玉城沖縄県知事が管理保全に尽力してきたのか知りたいところで、徹底的な検証が必要と思います。玉城知事は早速、国に協力を要請しているようですが、国を動かし予算を得ようとしているように見えてしまいます。
持って回す言い方を改めると、住民投票や米国出張など無駄でしかない予算の使い方ではなく、こっちにきちんと回していたのでしょうか?ということです。